アライメントの流れ

1. no.

   01

   

   問診

   お客さまのご要望をじっくりと伺います

   どんな不満、要望があるのか。
   クルマの走りはどんな状態なのか。
   お客さまがどんな走りを理想としているのか、普段の使い方は……。
   スーパーアライメントは、まずお客様のお話をじっくりとお伺いする「問診」からスタートします。「こんなことアライメントとは無関係だよな」と思われるような些細なことでもかまいません。どんどんお話しください。
   様々な角度から検証し、それぞれのクルマに適した「処方箋」を導き出します。

2. no.

   02

   

   点検

   詳細に細部をチェックし、クルマの現状を把握

   お伺いしたお話の内容をもとに作業の方向性を見定めると、次はクルマを点検します。
   車高やホイールベースを計測するほかステアリングセンターのずれなどをチェックし、さらに下回りに接触痕はないかを確認、サスペンションのラバーブッシュ、ボールジョイント類に問題がないかどうか細部にわたり点検します。その上でアライメント測定を行い、足回りの状態をきめ細かく把握します。

3. no.

   03

   

   測定 → 診断

   各部品に異常がないか診断します

   タイヤ＆ホイールが車体に対して取り付けられる角度や位置関係の総称がアライメントですが、これは強い衝撃を受けたり、サスペンションの交換を行った場合以外でも、長く乗っているとズレが生じます。クルマの状態をアライメントテスターによって測定し、そのデータをもとに専門のスタッフが車両の各部品を診断します。

4. no.

   04

   

   部品交換

   不具合部品や寿命を迎えた足回り部品を新しく

   クルマのコンディションは、アライメントを調整する際にとても重要です。
   その結果によっては調整を行っても理想の走りを実現することができない場合があるため、調整だけでなく、パーツ交換等をご提案することもあります。その場合は点検時に撮影した写真などをご覧いただくなどして、クルマのコンディションを説明し、お客さまにご理解いただいた上で部品交換を行います。

5. no.

   05

   

   1Gで締め直す

   サスペンション本来の動きを取り戻します

   ラバーブッシュに生じたねじれを解除した後、ジャッキ等を使用しサスペンションアームやラバーブッシュが受け持つ本来の負荷（1G）を与えた状態で各締結箇所を締め直す「1Gでの締め直し」もご用意しています。ラバーブッシュがねじれた状態だと強いテンションがかかり、サスペンション自体もその役目を十分に果たせなくなりますが、1Gで締め直すことにより、サスペンションがしなやかに動き、乗り心地にもよい影響を与えます。

6. no.

   06

   

   測定 → 診断 → 試乗

   理想の走りのために、こだわった測定･調整･試乗を実施します

   理想の走りを実現するために、試乗チェックを繰り返し、調整を重ねるのも大きな特長です。アライメント調整の最終目的はタイヤの偏摩耗などの症状を改善するだけでなく、「こんな走りができないだろうか」「こんな乗り味にならないだろうか」というお客様のご要望を理想的な形でご提供することです。そのため作業工程でも乗り味を確認するための試乗を重視しており、「お客さまの要望に対して最適の状態になったのか」「問題点は解決したか」をしっかりと確認し、まだお客さまのご要望を実現していないと感じれば、測定→調整→試乗というサイクルを繰り返すこともあります。

7. no.

   07

   

   作業開始・引き渡し

   作業内容についてわかりやすく説明します

   アライメントデータや点検時の写真などを用いて、お客さまの要望に沿ってどのように作業が行われたかをご報告します。部品交換を行った場合には取り外したパーツをご確認いただいたり状態を説明するなど、作業内容について納得、ご理解いただけるようしっかりとした説明を行います。